舌苔とは
01.舌苔 -ぜったい- とは
舌の表面にある凹凸に口内の細菌などが堆積して白く苔状になったもののことを言います。口内の粘膜が剥がれたもの・食べもののカス・唾液の成分・細菌・微生物などが溜まって形成されます。
舌苔自体が病気ではありませんが、他の病気、口臭の原因となります。
02.舌苔ができる原因
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掃除不足
適度の取り除いた方がよいと紹介しましたが、歯と同様に、舌も清掃しないと食べカスや細菌がたまってしまいます
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唾液の乾燥
もともと唾液の少ない方、口呼吸により口の中が乾燥しがちな方は、口の中の細菌が増えやすく、付着した舌苔が乾いて取れにくくなる。
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舌の形
舌の形は人によって違います。舌に溝がある人やボコボコしている人などは、溝などに汚れが溜まりやすく舌苔がつきやすいといえます。
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抗生物質の影響
抗生物質やステロイド剤の服用によって舌苔が発生する場合があります。
03.舌苔が及ぼす影響
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口臭
口臭の約6割が舌苔から発生すると言われています。
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誤嚥性肺炎
口内の菌が気管支に入っってしまうと引き起こす肺炎です。 小さなお子さん、高齢者に多く、舌苔を放置することによる舌の細菌が原因となる場合があります。
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味覚障害
舌苔が多く付着していると、味覚を感じにくくなる恐れがあります。
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歯周病菌による影響
歯みがきだけでは、虫歯菌を除去できても、歯周病菌は除去できません。 また、歯周病菌は、歯肉炎、歯周炎だけでなく、心筋梗塞や脳卒中、などの重大な病気の原因にもなり得ます。
04.舌苔ができた場合の対処法
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舌クリーナーで舌苔除去
歯ブラシの多くはナイロン製です。ナイロンブラシで舌をこすってしまうと、舌の味覚を感じる細胞(味蕾-みらい-)を傷つけてしまい、「味覚がマヒする」「飲食でしみる」「痛みを感じる」などの症状がでる可能性があります。舌掃除は、舌専用のブラシを使用して行いましょう。
毎朝たった1分、簡単3STEPで、舌の掃除・トレーニングが行えます。
①【ブラシの三角突起部分を使用】
中央3回、左右各2回ずつ、奥から舌先に向かって掃除します。
②【ブラシの丸突起部分を使用】
舌の真ん中にブラシを押し当て、舌にくぼみをつくるようにタッピングします。
③【最後はブラシを使用せずに舌を伸ばす】
前後左右に舌を力いっぱい出して、普段使わない舌の筋肉をしっかりと伸ばします。
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口の中を保湿
口呼吸を自覚できている方は、できる限り意識して止めるように努めましょう。また、無意識に口呼吸をしてしまう方は、マスクを着用することである程度潤いを保つことだできます。 また、口の中専用の保湿剤を使うことで、より効果的に潤いを保つことができるので、口の中の乾燥が気になる方は使用してみてください。
【当店『シルクのちから』の使用方法】
①舌ブラシ、又は指先に適量つけます
②歯ぐきの外側・内側をマッサージします
③マッサージ後は、うがいをして、完了です。
05.舌苔の除去で期待できる効果
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舌の細菌を除去できる
舌苔を除去できるため、口臭予防や誤嚥性肺炎予防に効果が期待できます。また、歯周病菌を除去することで、歯肉炎、歯周炎だけでなく、心筋梗塞や脳卒中、などの重大な病気の予防にも繋がります。
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唾液がサラサラになり、免疫力アップ
舌掃除により、歯周病菌のエサとなる「カンジタ菌」が除去されるため、唾液がサラサラに。 唾液がサラサラになると唾液の持つ「自浄作用」「抗菌作用」が効果的に働き、免疫力がアップに繋がるため、様々な感染症予防になります。
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味覚が鋭くなり、健康につながる
舌掃除をすることで、味覚が鋭くなり、飲食がさらに美味しく感じられるようになります。 また、薄味の味付けでも美味しく感じられるようになるため、塩分・糖分の摂り過ぎを予防することもできます。
06.まとめ
いかがでしたか?歯磨きしていれば大丈夫。マウスウォッシュもしているから大丈夫。と考えていた方も多いのではないでしょうか?歯だけでなく、舌のケアもしっかりと行い、健康な口内環境を手に入れましょう。
二刀流舌筋トレーナー君
長年「舌そうじ」の普及活動をしてきた弊社が、舌のフレイル(舌の老化)改善目的に、今までなかった「ケアとアクティブが融合した商品」を開発しました。
口の機能として重要な臓器である「舌」を鍛え、整えることが、体全体の健康につながる事を、長年の実践が証明しています。
お口実感 シルクのちから
お口の乾燥が気になる方におすすめ!お口の乾燥は、雑菌が繁殖しやすく、口内環境悪化のサインです。
口内を保湿・マッサージすることにより、だ液の分泌が促進され、殺菌力・免疫の向上に繋がります。